未完放流

終わりなど無い、有るのは試練だけだ……

ホワイトな職場から逃げる若者たち……「若者がいないなら中年(氷河期世代)を使えば良いじゃない」

氷河期世代から羨ましいと思われる方も多いでしょう。

現在も使うのかもしれませんが、数年前に流行った「意識高い系」の若者を指導したことがあります。 現場が必要とするタスクと彼らの希望に乖離があったのを記憶しています。 乖離は常にあるものですが、氷河期世代と違って若者の人数が少なく価値が値上がりしているので相対的に強いんですよね。

当たり前のように、雑務というか所謂クソ仕事を年上に振るということをしてしまう。 本人の希望したこともやらせましたが、結局尻拭いしたり。

いくら努力しても経験が無いと一蹴された、チャンスが皆無だった我々とは隔世の感がありますね。

組織というのは個人が理解するのが困難なものですので雑務・裏方が無くては成り立ちません。

偏在がないと競争も発生はしませんが、競争する前に人も組織も自滅する未来が見える今日この頃。

誰かがいった「仕事は過労死するほどあるが、餓死するほどない」

座っているだけで多額の報酬を得て私腹を肥やし浪費する人間と激務をわずかな報酬で行いゆとりのない人間を分けてしまえば組織としては成り立つわけがない。

転職したい若者はゆとりがあると思うので、チャンスのなかった氷河期世代を活用するのも悪くないと思いますがね。