未完放流

終わりなど無い、有るのは試練だけだ……

安全なところから苦しんでいる人間を蔑む

自己責任論というより、実態は責任転嫁、もっと酷ければ尻拭い、事後処理。 または安全圏にいながら苦しんでいる人に、さらに苦しめというような構図。

二十余年ほど色んなところで見続けているような気がする。

格差社会で勝ち負けに拘るというより、自分を守るためなら他人をどんな手を使って犠牲にしても構わないというところまで行き着いている気がする。 一度、上に立てば正義は必ずついてきて、間違いは下にあると考えているようだ。

勝負ですらなく、評価を捻じ曲げている。

幸い何とか生き抜き、細やかながら若い人の面倒も見させていただいているつもりだ。 年と共に、体力は衰え、思慮も浅くなっているが、必ずしも自分の考えが正しいとは限らないことを忘れないようにしたい。

日本で一応インテリと呼ばれる人達から、ウクライナ侵攻で害を被った方々に配慮を欠いた発言を数多く見かけた。 質が落ちたものだ。

あらためて倫理の重要性を考える今日この頃。