Ubuntu 16.04 LTS で MariaDB 10.2.x をMariaDB財団のレポジトリからインストール
最近、Ubuntu で web アプリをインストールした際に MariaDB で2回ほど詰まったのでメモ。 何れも Ubuntu の公開レポジトリではなく、MariaDB 財団が公開しているレポジトリからインストールして解決。
Ubuntu だけでなく主要なディストリビューションの管理システムに対応してくれているようだ。 日本国内からアクセスした場合、ダウンロードミラーとして山形大学が選択されると思われる。 リンク先が web page
MariaDB - Setting up MariaDB Repositories - MariaDB
タイトル通りの条件ならば
- Choose a Distro で Ubuntu
- Choose a Release で 16.04
- Choose a Version で 10.2 をそれぞれ選択する
- Choose a Mirror 日本国内からアクセスしているなら山形大学のままで良いと思われる
勿論、バージョンなどは必要な環境に応じて変えられる。
必要な Distro, Release & Version を選択後、丁寧にまとめらたCLIによるレポジトリ登録方法が現れる。 使っている CLI にコピペするだけでインストールまで完了してしまう。
sudo apt-get install software-properties-common sudo apt-key adv --recv-keys --keyserver hkp://keyserver.ubuntu.com:80 0xF1656F24C74CD1D8 sudo add-apt-repository 'deb [arch=amd64,i386,ppc64el] http://ftp.yz.yamagata-u.ac.jp/pub/dbms/mariadb/repo/10.2/ubuntu xenial main' sudo apt update sudo apt install mariadb-server
こちらは Ubuntu 16.04 LTS, MariaDB 10.2 の例を引用し一部編集したもの。
source list もあるが、こちらは必要に応じてでも良いだろう。 こういう気の利いたページをみると感動してしまう。
因みにインストールで詰まったのは、zabbix と nextcloud です。 詳細なバージョンは記録しておりませんが参考までに。 どちらも使いこなせば便利なアプリです。